皆さんは、着物を何枚もっていますか?
結婚する時に、いくつかは母から持たされました。
留袖1枚、色無地3枚、付け下げ2枚、訪問着2枚、喪服3枚(季節ごと)、羽織2枚、コート1枚、浴衣2枚だったかなー。
もっとあるかもしれない。
後は、それぞれの帯です。
それから、主人の着物も数点持たされました。
しかし、着た回数はたったの2回です。
結婚して初めてのお正月と、義弟の結婚式の時だけです。
箪笥にずっと眠っています。宝の持ち腐れですね。
母が凄い着物好きなので、その後も何枚か買ってもらいました。
と、言うか、勝手に母が買っておりました。
自宅の和箪笥に入らないので、ずっと実家においたままですわ!仕立て上がってきた時一度見ただけです。
その後は、すべて母任せです。
要するにあまり興味がないということになりますね。
ただテレビなどで、美しい女優さんが高価な物を着用いしていると、“私も、持っているわー”なんて、ちょっぴり思ったりもします。
私は、帯の柄が好きです。
あの細長い物に色々と描いているのが好きですね。
帯の雰囲気により不思議と様子が変わってきます。
古典的な柄ももちろん好きですが、色の濃淡の組み合わせで表現しているようなものも好きです。
少し苦手な柄は、幾何学模様です。
あまりなじめませんが、私の持っている帯の中では、数点がこの様なものがあります。
季節感がある着物には、それ相当の帯をあわせるととてもステキです。
私は、あまり普段着の物が好きではありません。
たれものと言われる物が好きです。
要するに、絹の物です。
普段着は、綿やウールですね。
紬と言われているものは、相当にお値段が高い物もありますが、やはり普段着です。
大島紬、結城紬、塩沢紬、黄八丈、十日町紬、琉球紬、米沢紬、越後紬など各有名産地の紬があります。
紬のファンはとても多いようです。
きっちりと着るのではなく、ラフに着る物です。
最初は、ごわごわした感じですが、だんだんと身体になじんでとても着やすいそうです。
特に高価な大島、結城紬は、若い人が着ることは少ないようです。
私も結婚した時に大島紬を貰ってきましたが、一度も着ることなくタンスの中で今も眠っております。
色目がやはり地味ですので、若い頃は見向きもしませんでしたが、この年齢になるとテレビなどで着ている人をみるとなかなかいい感じだなーと思うこともありますが・・・・・、着る機会がありません。
お茶やお花を習っている方は、必需品ですね。
色無地は格が比較的高い物ですし、派手な色目でなければ親戚の法事なら着ていく事が出ます。
しかし、最近では喪服自体も着ない人が大変多くなっています。
特に夏場等に喪服を着る人はほとんどいません。
私自身も、義父のお葬式の時が夏でしたので、洋服ですませましたし、他の列席者も誰1人着ている人はいませんでした。
この状態を考えると、昔から言われている役のものと言われている着物の出番が非常に少なくなっていることは確かですね。
今、巷で流行っているものは昔の物です。
昭和初期や大正時代の物ですね。
私は着たことはありませんが、たくさんのファンがいるようです。
でも、あくまでも普段着です。
着崩して着る方も多そうですが、私自身はきっちりと着る正統派です。 |