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振り袖

着物を着るにあたり、楽しいのは帯の結び方ですね。
特に成人式などに着る振り袖の帯結びはこだわります。
昔は、あまりたくさんの帯結びがなかったような気がします。
ふくら雀、立て矢、文庫結び等でした。
私、個人としては文庫結びが好きで、美容師さんにお願いしましたが、なぜか出来上がったのはふくら雀結びでした。

美容師さんの理由は、“お背が高いから・・・・・。”でした。
凄く腹がたちましたが、どうも事前の母との打ち合わせが出来ていたようです。
まぁー、後ろだから本人は見えないからいいようなものですが、ガッカリでした。

あの頃は、半分ぐらいがふくら雀結びだったような気がします。
文庫結びの似合う方は、背が低い人だと本に書いてありますが、そこをどうにかアレンジして結んで欲しかったです。

しかし、今と違い変形の結び方は美容界では、邪道だったのですかね。
現代は、帯に様々な物をくっつけます。
コサージュあり、様々な色の紐あり、ブローチありです。
ドレスと変わらないくらいにアクセサリーも使用します。

今年の成人式の日、デパートで古典的なふくら雀結びを見ました。ビックリです。
なにも飾りがありませんでした。
しかし、よくお似合いでしたね。凄く新鮮な感じでしたよ。
久しぶりに見たからでしょうか?
お品が良く、少し大人になった感じもして・・・、いいですね。

あの頃は誰もがふくら雀でしたので、イヤだったのでしょうね。
今は、ふくら雀の変形で見ようによっては文庫の雰囲気もある結び方もあります。
かなり複雑な感じですが、うらやましいです。
今の若い女性は、たくさんの結び方の中から選べますからね。二十歳の頃の私は、全く着付けの知識はゼロでしたから、仕方なかったかもしれません。お人形のように美容師さんの前でつたっていただけでしたからね。
無知の失敗です。(笑)

私の娘は、振り袖を2枚仕立てました。
成人式は一度だけですが、楽しんで着物を着て欲しかったので、本人の意向通りにしましたよ。
無地に近い色と豪華な古典柄の着物を作りました。
帯もそれぞれ各1枚作りました。

本人は、無地やの振り袖がお気に入りでしたが、私や母の年寄り組は、古典柄が気にいっていました。
一日に2枚を着付けしていただき、写真屋さんでの撮影は丸一日かかりました。
本人も大変でしたが、美容師さんも大変でした。ヘアースタイルも当然変わりますし、帯結びも変わってきますからね。

髪型は、古典柄の方はアップスタイルで、無地の方は長い付け髪をしてポニーテール風にしました。
帯結びは、文庫の変わり帯結びです。
品がある中にも華やかさあり、古典柄のぴったりでした。

そして、もう一つは、立や矢の変形です。
粋な感じが似合いますので、これも成功でした。(*^_^*)
自分の思いを娘に託しましたので、私のリベンジは完了しました。

ただ本人いわく、写真屋さんを失敗したそうです。
いつもの写真屋さんに行けなくて、近場にお願いしたので満足する出来栄えではなかったみたいです。
この振り袖写真は、我が家にはなく、祖母の家に保存されています。

写真屋さんも最後の締めですから、肝心だということを痛感しました。

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