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小物

着物を着るにあたり、たくさんの小物が必要です。
洋服よりたくさんの物を準備しなければなりません。
和装下着、裾さばき、長襦袢、半襟、伊達襟、伊達〆、帯上げ、帯締、腰紐、前板、帯枕、足袋、草履。バッグかな?
私が一番にこだわりをもっているのが、伊達襟です。
半襟は、お洒落な物がたくさんありますし、もし気にいるものがなければ代用品が使えます。

少し前ですが、どうしても満足いくものがなかったので、帯上げを伊達の代わりに使ったことがあります。
こういうことが可能ですので楽しいです。

後は、帯上げと帯締です。
洋服でいうと、ベルトみたいな感じかな?さし色を使うことによって、本体の雰囲気がどんどんと変わっていくように思います。私は、和装だということをあまり気にせずに洋服感覚で着用してもかまわないような気がします。

腰紐は、必ず絹の物を買います。
化繊の紐が安く出回っていますが、やはり絹でないとイヤです。
結び目の部分の違和感が少ないですし、着崩れも軽減するような気がしております。
買う時は多少高いですが、揃えてしまえばずっと使えますので、絹紐が一押しです。
後は、お草履です。

草履は、何足か要りますね。
着るものの格によって違ってきます。
振り袖は、草履の高さも多少あった方が良いようです。
洋装でいうヒールです。
母などは、着物を作ったあまり布で必ず草履も作っておりました。
これは、凄くいいと思います。

私も、数点あります。
草履を考えなくてもいいので、手間がひとつ省けます。
私の喪服の草履とバッグは、仕立て残りのあまり布で作ってあります。
黒だから黒のものを買ってきてもいいですが、どことなくペアだと品があがります。
ぜひ皆さんも、作ってみて下さい。納得できます。

私が昔思っていたことは、帯締を自分で作ってみたかった事です。
帯締といっても、布で作ることもできますが、組みひもで作ってみたかったですね。
日本の伝統工芸品ですから、一度体験だけでもしてみたかったのですが、未だに実行されておりません。

種類は、角紐打ち、丸打ち紐、平打ち紐の3種類があります。
この東海地方で有名所は伊賀の組み紐です。
様々な色で染められた絹がまじりあい美しい文様を織りなします。
力の入れ具合が非常に難しいようです。
最近では、帯締だけでなく、ストラップやアクセサリーなどにもこの技法が使われています。

布で帯締を作る時は、帯上げも共布で作成するといいですね。トータルコーディネートです。


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