ここ数年、夏になると浴衣の販売合戦がお祭りのように、デパートで行われています。
トータルでの販売です。
浴衣と帯がセットで安価に売られているものもあります。
また、下駄やバッグも一緒にセットで売っていることもあります。
この様なセットの場合、たいていは化繊の浴衣です。
洗濯機で洗える浴衣です。

この頃は、浴衣を仕立てる人が少なくなったのでしょうかね。
毎年浴衣を購入して楽しむ事が普通になりつつあるようですが、昔人間の私は、やはり吟味して仕立ててもらうのが着物だと思っています。
今年の浴衣の色は、私が見たところ紫が多かったですね。
特に若い女の子が着ているものが・・・・・。
しかし、アンケートでは、ピンクが1位で2位が紺だったそうです。
昨年は、ダントツ黒に人気があったようですが、しかし、今年は黒が5位に落ちたようです。

ギャルたちは、通常は黒のお洋服が多いそうですので、浴衣ぐらい可愛いピンクを着たいという気持ちの表れだそうです。
コサージュであったり、文庫帯で結んだ後に兵児帯を重ねて蝶のように上から結んだりします。
とにかく華やかさが重要のようですね。

昔の母の時代の浴衣は普段着でした。
着やすさ一番だったような気がします。

今は、お洒落着ですね。
現代子は、うらやましい〜。
昔からのやり方や風習に囚われることなく、アレンジして自分の物にできます。
洋服の着方も、なんでもありです。
私も歳ですが、今後は色々と囚われないで、チャレンジしていければと思っております。